壁面を活用!子どもがワクワクする家づくり
ホームプランナー 館農 香菜(たちの かな)です。
新型コロナウイルスの影響で、外出しづらい状況が続き、子どもと1日中家で過ごす日も少なくないのではないでしょうか。
エネルギーと暇を持て余した子どもと家で過ごす時間が長くなればなるほど、親子のストレスは増えていきます。
ゲームやテレビではなく、家でものびのび遊ばせたい!子どもに怒る機会が多いけど本当は褒める機会を増やしたい!というのもまた親の想いです。
今日は、家の面積が無くても壁面を活用して親子が楽しく快適に過ごせるような家づくりのアイディアをご紹介します。
遊べる!書ける!収納できる!「エマウォール」

タカラスタンダードの「エマウォール」は”遊べる・書ける・収納としても使える”といったマルチな機能を持つ壁材です。
子どもが小さいとき必ずと言っていいほど悩まされるのが落書きですが、エマウォールであれば油性ペンであっても水拭きで跡を残さず消すことができます。
「壁に描いちゃダメ!」と怒る必要が無くなり、子どもの作品をほめてあげられる機会が増えますね。
紙のお絵描きよりもダイナミックに遊ぶことができ、マグネットのおもちゃと組み合わせて様々な遊び方ができることで創造性を育みます。
タイル調や石目調などインテリアにあった色柄を選べることも特徴です。
また、フックや棚などマグネットでくっつくものを使えば、壁面収納や絵本ラックに早変わり。
他にも、家族の伝言板として、文字や数字を楽しく覚えるお勉強ツールとしてなど、発想次第で活用方法は様々!家族のコミュニケーションが増えそうです。
創造性を育む「黒板マグネット壁」

下地としてマグネット塗料を塗り、表面に黒板塗料を塗ると、マグネットがくっつく黒板壁になります。
黒板なのでエマウォールとは違い、書けるのはチョークのみ。
チョークの使い方や力の強さで線の太さ・濃さをコントロールでき、書くときに力がいるので体を使って感覚的に描けるという点も特徴です。
また黒板ならではのマットな色合いでヴィンテージ感のある素朴な味わいや、シャビーシック(古くておしゃれ)な感じが出せるので、人気が高まっています。
黒板塗料は黒だけでなく炭酸カルシウムを元にした自然素材の塗料で、カラーバリエーションが豊富です。5月にはこいのぼり、12月にはクリスマスツリーなど親子で季節のアートを描くのも良いですね。
家でスポーツ!「壁ピタッ!ボルダリングパネル」

ボルダリングは東京オリンピックから「スポーツクライミング」として新設された競技。
株式会社アサヒが販売する「壁ピタツ!ボルダリングパネル」は今話題のボルダリングをおうちで出来る壁材。
下地のある壁面にとりつけることができます。ホールド(登るための持ち手)を自由にレイアウトできるので、壁面がカラフルで楽しい空間になりますね。
子どもだけでなく、もちろん大人も登ることができます。
ボルダリングは登ることで体幹を鍛えられるだけでなく、バランスのとれた筋力をつけることができ、体のゆがみの改善や肩こり・腰痛にも効果があるのだとか。
子どもの体力づくりや、在宅勤務で凝り固まった体をほぐすのにも役立ちそうです。
壁面を活用したワクワクする家づくりのアイディア、いかがでしたでしょうか?
親子の笑顔が絶えない、快適なおうち時間を過ごせますように。