選択できる子を育てる「絵本ラック」

絵本の読み聞かせが、子どもの感性・語彙力・創造力を育てることは、広く知られています。

でも、平日忙しいワーキングママの場合、なかなか読み聞かせの時間を作ってあげられないこともありますよね。

そこで、就寝前に、親子で絵本を楽しむ時間を作れれば・・・と思い、cotosumuの住まいでは、主寝室に絵本ラックをつくりました。

本棚を置くのではなく、あえて絵本ラックをつくったのには理由があります。

本棚は背表紙しか見えないのに対し、絵本ラックは表紙を見せて置くことができます。

大人でも、本屋で、面白そうな本が平積みされていたら、思わず手に取ってしまうのと同じで、子供も、表紙が見えていた方が、思わず手に取りたくなるのです。

さらに、「自分で読みたい本を決める」のは、何気ない行動ですが、実は「自分で決める・選ぶ力」を身につける訓練にもなっています。

人生は取捨選択の連続です。
何事においても、自分で決めていかなければいけません。

幼少期に、何でも親が先回りして決めてしまうと、子どもは自分で考えて選択する機会を失い、決められない・選べない大人になってしまうのです。

そこで、絵本を読むという日常の行動も、読みたい絵本を自分で選んでもらうようにすると、自分で判断する力を養うことにつながります。

赤ちゃんでも、「どれにする?」と、選択肢を与えて選んでもらうことは効果的だとされています。

1歳ころになると、自分のことを自分でしたい、自分で選びたい、という気持ちが芽生えてくるので、絵本を選んでもらえば、その気持ちを尊重してあげることにもなります。

3歳ころになると、好きな絵本のジャンルが偏ってきたりすることもあります。

そんな時は、本人が好きな本と、親が読んでほしいと思う本を一緒に並べておいて、さりげなく、「そっちも読んでみる?」と誘導してみるとよいでしょう。

また、絵本ラックに並べるところから、子どもにお願いしてみても、絵本選びが楽しくなります。

絵本ラックに並べるのは、本だけとは限りません。

園で作った制作物を飾り、おやすみ前に、それにまつわるエピソードを聞いたりするのも、親子の素敵な時間になりそうです。

毎日忙しい子育てファミリーですが、おやすみ前の時間は、親子でリラックスしてお話を楽しみ、気持ちよい眠りにつけるように・・・、絵本ラックが少しでも役に立てればと思っています!