幼稚園や保育園から学んだインテリア術

ホームプランナー館農香菜(たちの かな)です。

幼稚園や保育園に通う中で、先生方の保育の工夫を目の当たりにして学ぶことは多々あります。

それはインテリアにおいても同じ。

子どもの成長や気持ちや行動に寄り添って、保育現場のインテリアが作られています。

今日はそんな保育の現場から学んだインテリア術をご紹介します。

自分だけの場所はワクワクする

子どもたちの園バッグなどを片づけるロッカー。

一人ひとり区切られていて、自分の場所だと子どもが認識できるシールのマークが貼られていたり、片づける物によって引き出しの色が違うこともあります。

家ではお片付けが苦手な子どもも、園では上手にお片付けが出来ている!
と驚いたことはありませんか?「ぼくのわたしの片づける所は〇〇ちゃんのとなりだよ~」と自分の片づける場所を紹介してくれたこともあります。

自分専用の場所があれば、嬉しい!という気持ちとともに、自分の所は綺麗にしよう、と思うはず。

cotosumuで取り入れたキッズロッカーも、クローゼットを一人分に区切り、アクセントクロスで楽しいお片付け空間にしています。

子どもだけではなく、ファミリーロッカーを家族の人数分区切ると、大人も自分のものが見やすかったり管理しやすく、おススメです。

ここでの過ごし方を考えて

子どもの園生活の中で、お迎えまでの待つ場所や保健室のなかに、絵本やパズルが背表紙ではなく表紙が見えるように置かれている空間があります。

子どもに待っていて欲しい場所、来てほしい空間に設置することで、嫌々ではなく「一緒に絵本を読もう!」など子どもを誘って進んできてもらえるように工夫していました。

夜寝るとき、絵本を読む習慣は子どもが親からの愛情たっぷり感じられる時間でもあり、スムーズに寝ることが出来るおススメのルーティンです。

まだ寝たくない、なかなか寝室に来てくれない子どもは多いかと思いますが、スムーズに寝室に来てくれるように寝室にも表紙が見える本棚を設置。

この部屋ではこんな過ごし方をしたい、してほしい、はインテリアで実現できると学びました。

こども目線の高さで、出来ないを出来るに

園にあるもので、子どもが使うものは、洗面所やトイレ、身支度のフックなどもすべて子どもの高さに合わせたものです。

おうちでは、すべて子どもの高さに合わせてしまうと、成長した時につかいにくくなってしまいます。しかし、成長の段階でやってもらうが当たり前になるとそれも子どもの習慣に、、

子どもの高さに合わせつつも、成長に合わせて稼働できることが大切です。

Cotosumuではハンガーパイプや靴の収納棚も、子どもの高さにしつつも成長に合わせて変えられる様に工夫しています。

届くから、自分でできる、やってみたい!と「自分のことは自分で」できる「褒める機会を増やす」家族に優しい家になります。

園生活は学びの連続です。親にとっても、学ぶことはたくさんあると感じます。

子どもが小さい大変なときだけど、毎日が愛おしい大切な日々。

少しの工夫で、子どもたちとの日々がもっと楽しくなると思います。

もうすぐ新学期、元気で笑顔ですごせますように。

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