ファブリックで秋支度、プチ模様替えテクニック

ホームプランナー 館農 香菜(たちの かな)です。

肌寒い日も多くなってきましたね。

家で過ごす時間が増えている今だからこそ、そこにあるとホッとする物に囲まれていたい。大掛かりな模様替えをしなくても大丈夫。

ファブリック(織物。編物。布地。繊維製品)が季節感をアップしてくれます。

今日は、秋のプチ模様替えテクニックをご紹介します。

温かみの色と素材

色には、それぞれ性質があるのをご存知ですか。青や青緑、紫色などは「寒色」と呼ばれ、涼しさを感じることができる色です。赤やオレンジ、茶色などは「暖色」と呼ばれ、温かさを感じることができます。また、はっきりした色味よりもあいまいな色味(ニュアンスカラー)は人に落ち着いた印象を与えます。

「温かみを感じる暖色」で「ニュアンスカラー」を取り入れることで、秋らしく居心地の良いインテリアが完成します。

色味に迷った場合は、木々の紅葉や落ち葉の色など、秋に目にする「自然の色」をイメージすると良いでしょう。

また、色と同じくらい素材も重要です。同じ色でも、例えば光沢のあるレザーと、厚手のウールとでは肌触りはもちろん印象が全く違います。

ふかふかしてボリューム感のある素材は温かみを感じられますね。

ラグやクッションカバー、ブランケットなどに取り入れて、いつものインテリアに季節感をプラスしましょう。

秋冬モチーフを取り入れる

例えば、水色などの寒色であったとしても、写真の様なチェック柄は秋らしいと言えます。

チェック柄や北欧風のモチーフは、季節感を瞬時に変えてくれる秋冬モチーフです。ファブリックに取り入れることによって温かみを感じさせてくれます。

柄物は、派手すぎない色味で、少ない色数のものを取り入れると穏やかな雰囲気を作ることができます。

大きな柄のものでも、一色のみのものや薄い色の配色を選ぶと、インテリアになじみやすく取り入れやすいのでオススメです。

食卓を彩るテーブルクロスやランチョンマットに取り入れるのも最適です。

ファブリックをこんなところにも

ファブリックがあるだけで、インテリアに温かみを与えてくれます。

写真やアートもファブリックに変えてみると、秋らしいアートの出来上がり。

他にもファブリックボードやタペストリーを取り入れるという手もあります。

椅子の座面が木やレザーなら、ファブリックに変えてみるのも良いでしょう。

また、玄関マットやキッチンマットを敷いたり、ベッドのサイドにラグを足したり、ファブリックを足すのも秋支度です。

素材は、羊の毛で織られたギャッベや毛足の長いシャギーを取り入れると一気に季節感が出ます。

居心地の良いお部屋で過ごすと家族時間が充実しますね。

ファブリックをうまく取り入れて、身近なところから手軽に秋支度をはじめてみてはいかがでしょうか。

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