ホームプランナー館農香菜(たちの かな)です。
いよいよ夏休みが始まりました。子どもたちと何して過ごそう、、
子どもたちの長い夏休みのスケジュールを、お出かけの予定だけで埋めることは難しい。
「涼しくて安心で、長く過ごせる1番快適な場所は、、家!」という答えにたどり着くことも多いのではないでしょうか。
今日は、部屋の一部に子どもたちがのびのび遊べる“キッズベース”を取り入れた事例をご紹介します♪
親も子も安心♪やさしさにあふれたキッズベース

こちらは、リビングの一角(引戸でまじ切れる小部屋)に子上がりを作った事例です。
ちょうど大人が足を延ばして寝転がれるサイズなので、お昼寝スペースや子供が成長したらベッドとして使えるようにしています。
黒い腰高の壁は黒板兼マグネット壁。
落書きしても怒らなくて(子どもにとっては怒られなくて)済み、タイルカーペットやラグで走り回っても安心。
自由に遊べるスペースとなっています。
おもちゃを収納できる棚は、横向けに設けられているため、カラフルなおもちゃもリビングのインテリアの邪魔になりません。
小上がりの下部収納には、昼寝グッズも収納できる!アイデア満載のキッズベースです♪
エネルギーを発散できる空間“縦使い”キッズべ-ス

家の中では、ありあまる子どもたちのエネルギーを発散するには手狭。
しかし、子どもが大好きな「二段ベッド」や「ジャングルジム」などの様に空間を“縦使い”すれば、1日中飽きずに遊んでくれるキッズベースの完成です♪
二段ベッドになるだけでなく、下の段にもちゃんと照明があるので、秘密基地のように遊べるだけでなく、デスクを置けばデスクスペースとしても活躍します。
ベッドのサイドには窓の様にくりぬかれているので、お店屋さんごっこをしている子どもたちが目に浮かびます。
洋服収納にもアイデア有り!子どもの成長に合わせて高さを変えられます。
もちろん、キッチンから目の届く位置にこの部屋があるので、親子共に安心です。
籠れる子どもの“居場所”

子どもにとって親の気配が感じられることは安心。でも、不思議と隠れたり籠れたりする“居場所”を見つけて、何か集中していることが多いです。
親や大人の視線から隠れることで落ち着くことが出来る様です。
この事例では、リーディングヌック※として、こじんまりと落ち着ける読書スペースがリビングの一角にあります。
読書だけではなく、工作やおえかきなど、集中して何かに取り組める居場所。
自然とこのスペースの中で遊ぶようになり、リビングが散らからないのもメリットです。
※リーディングヌックとは・・・読書するための、こじんまりとした空間。スコットランドの建築様式「neuk(ヌーク)」が語源とも言われています。
スペース不要。壁使いのキッズベース

広いスペースが無いと、キッズベースは造れないのか?
一面壁が有れば、遊べるキッズベースに早変わりします!
この事例では、「描ける貼れる壁」エマウォールを採用しています。
お絵描き、勉強、作品ギャラリー、おもちゃ収納など、アイデアと子どもの創造力で使い方は無限!絵本ラックを設ければ、子どもが自然と絵本を手に取る「表紙を見せて収納」もできます。
大人は、子どもの手の届かない位置に、植物やお気に入りを飾ることもできます。
施工が簡単なのもポイントです。
家で過ごす時間が多いご時世ですが、子どもの行動を制限するのではなく、自由に過ごせる場所があれば、家族みんなが快適に過ごせます。
リノベーションやお引っ越しの際には、キッズベースが作れる間取りを条件にしてみるのもいいかもしれません。